兵庫県の“有馬温泉”に行ってきました。
先人たちのブログを読んで、入浴したい温泉や現地までのアクセスを予習し、いざ出発です。
私の住んでいる場所からは、太閤の湯+往復バスのセットチケット2,570円(※)が一番お得なのでそちらを購入しました。
ちなみにこのチケットは、太閤の湯の入館料2,860円(※)より安いという価格崩壊が起きています。
(※)土日祝価格
阪急夙川駅からチケットを使ってバスに乗り約1時間で有馬に到着です。
有馬川にかかる橋を渡った先に悪夢に出てきそうなオブジェがありました。こわい。
着いてから気付きましたが、温泉しか調べてないので他に何があるのかさっぱり分かりません。
そんな私の心を読むかのように観光案内所の看板が目の前に飛び込んできました。
これは幸先の良いスタート!
まだ閉まってた!つらい!
私は温泉情報一本でやらせてもらってますので、もう温泉に向かうことにします。
ひとつめは、金の湯です。
外に足湯があったのでまずはそちらに浸かってみました。温かくて気持ちいい。
すぐそばで酒まんじゅうが100円で売ってたので食べました。私は全くお酒が飲めませんが問題なくおいしくいただけました。あっという間に食べたのち、金の湯へ入館しました。
入ってすぐの券売所で入浴券を買って受付の方に渡します。
温泉に入るのがすごく久しぶりなのでテンションがあがりました!
水質はとろっとして肌にしっとりなじみます。だいぶ薄めの天津飯のあんみたいでした。
ロビーでウォーキングマップをもらえたので、サイダーを飲みながら観光ルートを考えます。ちなみにサイダーは強めの炭酸で美味しかったです。
ここでやっとネットで行きたいところを検索したので、ぐるっとまわりながら寄ることにしました。
まずは金の湯から少し坂をあがったところにある赤いポスト。
佇まいが朝ドラ。
昆布屋の娘であるヒロインが実家を継ごうとするも父親に「女に昆布屋はつとまらねえ」って反対されるとこまで妄想しました。
さらに坂をあがると銀の湯があります。
こちらには入りませんでした。
私は壊滅的に体力がないので、ここに入るとこのあと行く太閤の湯に入れない危険があるので…。折角のチケットを無駄にするわけにはいきません!
のんびり歩いているとまたやばめのオブジェがありました。
そしてまた。
有馬には坊主を原色に塗る風習があるのでしょうか。
有馬のパンクな一面を見ながら散策しているとお土産屋さんを見つけて、温泉水配合のリップクリームを買いました。使うのが楽しみです。
あえてリップクリームの写真を載せないスタイル。
ぐるっと一周まわったところで小腹が空いたので、竹中肉店でコロッケを食べました。これがめちゃくちゃおいしいんです!正直コロッケは好きでも嫌いでもなくとりあえずお腹を満たすため食べたのですが、サクサクの衣に神戸牛のミンチ入りのほくほくジャガイモの組み合わせが最高においしすぎて困惑しました。
帰りにもう一回食べようと思ってたけどバスの時間に間に合わなくて泣く泣くあきらめました。また食べたい…
しょっぱいものを食べたら甘いものを、ということで次はアリマ・ジェラテリア・スタジオーネのジェラートを。何種類もフレーバーがあるのですが特にミルク味が人気だったので、私もその波に乗りました。もうひとつは好きな味にしようと思い確かコーヒーにした気がする・・チョコだった可能性も捨てきれない・・コーヒーは飲めませんがコーヒー味のお菓子は好きです。(という私のTMIな情報でした。)
カップルが多い中ひとりで写真を撮ってるのでちょっと恥ずかしかった。
次に行く太閤の湯までは送迎バスが出ているのですがまだ時間があるので、イノシシ肉を使ったありまんを食べました。勢いで買ったのですが臭みもないしクセもなく普通においしかったです。
イノシシ肉デビューをしたところで太閤の湯へ。
館内着は好きな色を選べます。鳥獣戯画のイラストが入っててかわいいです。
画質が壊滅的すぎてイラストが全く見えませんね。
大浴場や露天風呂、五右衛門風呂などがあり、ひと通り入浴して体がホクホクです。個人的には五右衛門風呂が湯呑みに浸かる目玉のおやじ気分で楽しかったです。温泉だけじゃなくて岩盤浴もあり、初体験だったのですがしっかり汗を出してすっきりしました。
温泉を満喫したあとはベンチで休憩したりお土産屋さんをブラブラしたりして太閤の湯をあとにしました。
メイン通りに戻ったのは14時頃で、気づけば観光客がたくさんで道も混み合っていました。
特に金の湯は有名所だから混むこと間違いなしなので朝に行くのがいいですよ!
と先人のブログに書いてたので朝行って正解でした。
有馬は割とこじんまりとしていて半日あればまわれるので関西圏の方なら日帰りで行くこともできます。景観もレトロで日常から離れて旅してる気分を味わえるし、坂は多いですがひとつひとつはそんなに距離もないのでのんびりまわれてゆったり過ごせました。